死者はどのような形で 人の役に立つ事が出来るのか。1つは解剖学の研究のために遺体を使わせることだ。しかし偉大な哲学者の場合は、未来の思想家を刺激するためにその肉体を保存するほうがよい」
徹底的な功利主義を唱えたベンサム先生
1832年に85歳で亡くなりますが、遺体に防腐処理を施してロンドン大学のガラスケースに飾られております。
・臓器は医学発展のために検体された
・頭部はミイラ化に失敗して代わりにロウの顔が付けられている
・本物の頭部は足元の皿の上に飾られていた。(グロテスク)
・本物の頭部は 学生の悪戯でたびたび盗まれ、フットボールの練習に使われたり、誘拐され身代金を要求されたりした
・本物の頭部は現在、違う場所に厳重に保管されているらしい
・大学の評議会にはベンサムの体が運ばれ、会議に参加。議事録には「ベンサム先生は出席したが投票せず」と記録される
死んでからも自分の哲学を通し続けたベンサム先生。素敵です。
最大多数の最大幸福。私は反対の立場ですけど。
2011年3月27日日曜日
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